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LD(学習障害)

学習障害(LD)の診断方法|検査前の持ち物とセルフチェックの仕方

投稿日:2017年6月24日 更新日:

学習障害 チェック

学習障害は、読み・書き・数字などある特定の分野の能力が著しく低い障害です。知的障害を伴わない場合は、気づかれるのが遅れ、大人になってから学習障害と診断されることもあります。

今回は、学習障害の検査方法についてご説明していきます。専門家を受診する前に、まず、ご家庭でお子さんの症状をセルフチェックしていくと良いでしょう。

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学習障害の症状をセルフチェック

子供の勉強する様子から、「もしかしてうちの子学習障害かも?」と感じることがあれば、まず、ご家庭でセルフチェックをしてみましょう。学校の先生からも授業中の様子を聞いてみるようにしてください。

セルフチェックをしてみて該当する項目が多ければ、まずお住いの地域の保健センターや子育て支援センターで相談してみると良いでしょう。必要に応じて専門の医療機関を紹介してもらえます。

学習障害の検査ができる機関

学習障害 検査方法

学習障害の検査は、地域のかかりつけの小児科では行っていないことが多いです、ただ、最近では、「発達障害」を専門にした小児科も増えてきています。

一般的には、総合病院や専門病院での検査となります。総合病院や大学病院は、紹介状が必要となりますので、まず、地域の保健センターなどで相談して、紹介してもらうとスムーズに受診することができます。

学習障害の検査にかかる費用は、病院により異なります。知能検査については、総合病院で保険適用となりますが、地域の小児科では自費診療となります。

気になる方は、まず一連の検査にどれくらの費用が掛かるのか、病院側に確認してみましょう。

学習障害の検査方法

LD 検査

学習障害を含む発達障害の診断基準として現在世界で広く使われているものとして、アメリカ精神医学会の「DSM-5」と世界保健機関(WHO)の「ICD-10」の2つがあります。

問診や様々な検査の結果を元に「DSM-5」または「ICD-10」の基準に照らし合わせて、学習障害であるか医師が判断します。

受診する病院により少し違いがありますが、学習障害の検査では以下のようなことが行われます。

問診

まず、検査に先立ち問診が行われます。問診では、質問されるであろう項目は、以下の通りです。

  • 現在、子供が学習面で困っていること
  • 誕生から現在までの生育歴(幼稚園や学校での様子など))
  • 今までした病気
  • 家族の病歴

脳波検査

脳波検査や頭部のCT・MRI検査により、脳の異常の有無を検査します。
子供によっては、てんかん・脳の病気などが発見されることもあります。

知能検査

知能検査では、精神年齢やIQ(知能指数)などを測定します。この検査により、学習障害だけでなく知的障害があるかどうかを判断することができます。

知能検査は、一度きりで終了するのではなく、一定の機関をあけて何度か検査を行われることが多いです。一度の検査結果で一喜一憂するのではなく、検査結果の推移を見守っていくことも必要です。

子供によっては、いつもと違う環境になり必要以上に緊張してしまうこともあるかもしれません。子供には学校のテストとは違うので、リラックスしていいんだよと安心させてあげましょう。

現在、国内で行われる知能検査としては、「田中ビネー知能検査」と「ウェスクラー式知能検査(WISC―IV)」が一般的です。それぞれの内容を簡単にご説明しておきます。

田中ビネー知能検査

田中ビネー知能検査では、年齢に応じた問題で、精神年齢と生活年齢を比べることにより、知能指数を測定します。

最新盤は、田中ビネー知能検査V(ファイブ)になり、2歳~成人まで対応しています。
問題は、言語・数・記憶・思考・知覚など様々な分野を網羅した構成となっています。
  
学習障害は、小学校就学前後に発覚することが多いことから、その年齢にスポットをあてた「就学児版田中ビネー知能検査V(ファイブ)」というものもあります。

こちらの検査は就学児健康診断でも活用されています。小学校で特別な配慮をする必要があるかを見極めます。

ウェクスラー式知能検査(WISC―IV)

WISC―IV

ウェクスラー式知能検査では、「言語理解・知覚推理・作業記憶・処理速度」の4つの項目のIQが測定され、子供がどの分野が苦手でどの分野が得意なのかということが分かります。

子供の得手不得手がわかることは、学習障害の診断だけでなく、今度、子供を学習面でどのようなサポートをしていけばよいかと言うことに活かすことができます。

ウェクスラー式知能検査は、年齢に応じて3つの種類に分かれています。

「WPPSI」の対象年齢は3歳10ヶ月〜7歳1ヶ月、「WISC」の対象年齢は5歳から16歳11ヶ月、「WAIS」は16歳以上の人を対象としています。

PRS(学習障害児・ADHD児診断のためのスクリーニング・テスト)

「田中ビネー知能検査」や「ウェスクラー式知能検査(WISC―IV)」などの知能検査により、学習障害の可能性が高いと判断された場合、PRSという検査が行われることが多いです。

PRSは、5つの分野に分けた24項目の質問にチェックするだけの約3分で終わる簡単なものになります。

PRSでは、子供が「言語性学習障害」なのか「非言語性学習障害」なのかという判断をすることができるため、今後の子供のサポートに役立ちます。

♢ PRSの検査項目は、以下の通りとなります。

  • 聴覚的理解と記憶
  • 話しことば
  • オリエンテーション
  • 運動能力
  • 社会的行動

他の病気との識別や合併症の見極めのための検査

学習障害は見極めが難しい障害の一つになります。
そのため、他の症状との見分けをつけるために、様々な検査が行われることがあります。

遺伝子検査・血液検査・視力検査・聴力検査などがその代表的な例になります。

学習障害の検査時の持ち物

学習障害の検査のために専門の医療機関を受診する時には、持ち物についてあらかじめ医療機関に確認しておくと良いでしょう。

一般的に、以下のものは必要となるケースが多いです。

  1. 保険証
  2. 母子手帳
  3. 通知表
  4. 子供が書いたプリントやノートなど

親が子供の様子について気づいた点や学校の先生から面談で指摘されたことなどをメモして持参すると、先生との問診の時にスムーズに話ができるでしょう。

学習障害と診断された後にすべきこと

お子さんが学習障害と診断が下った場合、途方にくれてばかりはいられません。お子さんが、学校や社会で不自由することが少なくなるようにサポートしていってあげましょう。

自治体や民間の機関が運営する療育センターで、苦手な分野のとレーニングをすることもできます。
授業などで周りに遅れをとらないようにするために、どのような方法をとるべきかなど、学校側と相談することも必要になるでしょう。

まとめ

学習障害は、先天的な障害のため、学習障害があるお子さんは生涯にわたり、自分の障害と付き合っていかなければなりません。

親ができるだけ早く子供の学習障害に気づいてあげ、専門機関で検査をして診断が下されることで、療育やサポートを早く開始することができます。

ただ、学習障害は気づきくい障害のため、発見が遅れることも珍しくありません。気づいた場合は、できるだけ早く専門機関を受診して相談するようにしてください。

親御さんが家庭でできる簡単なサポートとして学習障害に効果的なサプリメントがあります。詳しくは以下のページで説明しています。

参考学習障害に効果のあるサプリメント3選!LDの子供が補いたい栄養素

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