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LD(学習障害) 発達障害

学習障害(LD)とは?学習障害の種類と年代別症状と育て方

投稿日:2017年5月24日 更新日:

LD(学習障害)子供

お子さんが、ある特定の分野の勉強を著しく苦手にしているような様子がみられたら、「学習障害」を疑ってみた方が良いかもしれません。

今回は、3つある学習障害の種類と幼児から大人まで年代別の症状や特徴と育て方についてご説明していきます。また、学習障害の子供をもつ親にとっては、学習障害が治るかということが気になるところですね。そちらについてもご説明していきます。

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LD(学習障害)とは

学習障害とは、発達障害の中のひとつです。

学習障害は、英語では「Learning Disorders, Learning Disabilities」と言い、その頭文字をとって日本でも学習障害のことを「LD」と略称で呼ばれることも多いです。

学習障害は、子供から大人まで見られる障害です。

学習は、大きく分けて「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」の5つの分野に分けることができます。学習障害の人は、これらのどれか一つまたは複数の分野だけ著しく苦手という特徴があります。

学習障害は、あると特定の分野にだけが著しく困難なだけで、知的障害とは区別して考えらえます。学習以外のその他の発達には遅れがみられません。

ただ、一部の子供のおいては、学習障害だけでなく他の発達障害(ADHD)の症状が出ていることもありますので、お子さんの様子に気になることがありましたら、早めに専門家に相談してみましょう。

LD(学習障害)の種類

学習障害は、大きく分けると「読字障害」「書字表出障害」「算数障害」の3つの種類に分けることができます。それぞれの障害について、詳しくご説明していきます。

読字障害(ディスレクシア)読みの困難

LD(学習障害)

読字障害とは、ディスレクシアとも呼ばれ、読む能力が著しく低い障害のことです。
読字障害は、学習障害の中でその症状をもつ人が最も多い障害になります。

読字障害の人は、書かれている文字や文章の意味を読みながら理解していくことが非常に苦手で、音読をするととてもたどたどしいい感じになってしまいます。

読字障害の人は、文字が歪んで見えたり、点描画のように見えたりすることもあるので、読むことだけでなく書くことも苦手になってしまう場合もあります。

読字障害(ディスレクシア)の特徴

  • ひらがな・カタカナを1音ずつだと読めるが、単語になると理解できない
  • 小さい文字(ゃ・ゅ・ょ・っ)や伸ばす音(―)などが読めない
  • 文章を読みながら記憶することができない
  • 文字がにじんだり、ぼやけたりして見える
  • 文字がゆがんだり、逆さ文字になって見える
  • 文字が点描画に見える

読字障害(ディスレクシア)への対応

  • 文字が読みやすくなるように、拡大したり蛍光ペンで色付けしたりする
  • 指でなぞりながらゆっくり読むようにする
  • 声にだして読む
  • 漢字にはフリガナをふる
  • 長い文章を読む時は、カンマ(,)やスラッシュ(/)をつけて区切り読みやすくする

書字表出障害(ディスグラフィア)書きの困難

LD(学習障害)

書字表出障害とは、ディスグラフィアとも呼ばれ、文章や話している言葉を理解することはできるが、書くことができない障害です。文字を書く動作が苦手だったり、文字を書き写すことが出来なかったりします。

他の発達には問題がないのに、同じ年齢の子供が書くことができる、ひらがな・カタカナ・漢字を書くことができない場合は、書字表出障害の可能性を頭に入れておきましょう。

また、書くことと読むことは密接にかかわっていますので、書字表出障害と読字障害の2つの症状を持っている場合も多くあります。この2つの障害を合わせて「読み書き障害」と言われることもあります。

書字表出障害(ディスグラフィア)の特徴

  • 字をマスや行の中に納まるように書けない
  • 鏡文字になる
  • 学校で習う漢字を他の子と同じように書くことができない
  • 正しく漢字を書くことができない(線や点が余分など)
  • 助詞を正しく使うことができない
  • 句読点を正しく付けることができない(付け忘れが多い)

書字表出障害(ディスグラフィア)への対応

  • マスを4つに色分けして、書き始めや書き終わりの位置を認識しやすくする
  • 漢字をパーツごとに分けて覚える(組み合わせをパズルにして覚えるのも良い)
  • 似た文字や漢字は、違いがわかるように違う部分を太字にしたり色付けして覚える
  • 2Bや4Bなど太めの芯の鉛筆を使うことで、握りやすく弱い力でも濃く見た目よく書ける
  • 鏡文字の修正には、、左右の認識をきちんとできるようになることが効果的

算数障害(ディスカリキュリア)算数、推論の困難

LD(学習障害)

算数障害とは、ディスカリキュリアとも呼ばれ、数の概念を理解すること・計算、結果を予測したり、原因から結果を推論することが著しく苦手な障害です。

小さい頃に1~10の簡単な数の概念が理解できなかったり、数を数えるのにすごく時間がかかる場合は、算数障害の可能性を視野に入れながら、お子さんの成長を注意深く見てあげた方が良いでしょう。

簡単な数が理解できなかったり、簡単な計算が出来なかったりすると、日常生活を送る中で非常に不自由な思いをすることになります。

お子さんのペースに合わせながらゆっくりでもいいので、少しでも理解できるようにサポートしてあげることで、お子さんが自立した時により生活しやすくなります。

算数障害(ディスカリキュリア)の特徴

  • 数を数えるのに他の同学年の子供よりかなり時間がかかる
  • 簡単な数や記号が分からない
  • 数の大きい、小さいを理解できていない
  • 繰り上がり・繰り下がりの計算ができない

算数障害(ディスカリキュリア)への対応

  • ブロックなどを使用し視覚的から数を理解させる
  • 計算は、おはじきなどを利用して行う
  • 多くの計算問題を解くよりも、一つの問題を丁寧に解くプロセスを理解させるようにする

LD(学習障害)の年代別症状と育て方

学習障害の人の症状を年代別に見ていきましょう。それぞれの年代の学習障害の人にあった育て方やサポートをしていくことで、本人たちが社会の中でより暮らしやすくなるでしょう。

LD(学習障害)の幼児の症状や特徴・育て方

LD(学習障害)幼児

学習障害は、文字通り学習に関する障害なので、幼児期に発覚し診断が下されることは、とても少ないです。親や周囲も「この子、字を書くことにまだ興味がないんだなぁ。」などと思われて終わることが多いでしょう。

幼児期は、無理矢理数を覚えさせたり、文字を書かせたりするよりも、毎日の生活や遊びの中で、数や文字に触れさせることが大切です。

LD(学習障害)の小学生の特徴

LD(学習障害)小学生

小学生になり学校での勉強が始まると、学習障害の子供は、他の子供と比較して著しく苦手なことが目に見えるようになります。早い子供で夏休みを迎える頃までに、多くの子供で小学校低学年の時に何らかの学習障害が発覚する傾向にあります。

より早く子供の学習障害を発見し、早期にサポートを開始することで、子供が学校などで必要以上に苦労することが無くなります。子供の様子に気になる点がありましたら、担任の先生に学校での様子を聞いた上で、必要に応じて専門家に相談してみましょう。

LD(学習障害)の小学生の症状をチェック

  • 漢字の音読みと訓読みの使い分けが苦手
  • 音読ができない
  • 文章問題が苦手、理解できない
  • 図形やグラフを使ったもんだが苦手、理解できない
  • 黒板の文字を写すことができない
  • 九九や繰り上がり・繰り下がりなどの計算ができない

LD(学習障害)の小学生の育て方

学習障害の子供は、クラスメイトと同じように勉強を理解することができず、疎外感や劣等感を感じることが多くあります。親は、子供が少しでもできるようになったことは大いに褒めてあげて、子供が苦手なことにも前向きに取り組めるように気持ちを盛り上げてあげましょう。

子供が得意な分野や教科をより伸ばしてあげることも、子供に自信をつけさせるうえで大切になります。学習障害の子供が学校の勉強に少しでもついて行けるようにするためには、親のサポートが不可欠です。

最近では、学習障害の子供向けの教材やグッズが多く販売されるようになりました。それらを活用するなど、それぞれのお子さんに合わせたサポート方法を見つけてあげましょう。

例えば、ひっ算の苦手な子供の場合は、マス目のあるノートを使って計算することで、どこに数字を書けばよいか理解しやすくなります。黒板を写すことが出来ない場合は、写真にとることを学校に許可してもらうよう話をしてみることも必要かもしれません。

それに、小学生のころから学習障害に良いとされているサプリメントの服用も効果的ですね。

参考学習障害に効果のあるサプリメント3選!LDの子供が補いたい栄養素

LD(学習障害)の中学生の特徴

LD(学習障害)中学生

学習障害の多くは、小学校の間に何らかの傾向がみられることが多いですが、中には中学校に入ってからその傾向が見られることもあります。

進学や就職と言った将来のこととも関わってくる年齢ですので、できるだけ早く対応してあげるようにしましょう。

LD(学習障害)の中学生の症状をチェック

中学生になると学習障害の子供は、苦手な分野において、周りとの差がどんどん顕著になってきます。一方で得意な分野や興味のあるでは、ますます知識を高めていく子供もいます。

また、今まで、学習障害の兆候が見られなかった子供でも、本格的な英語の授業が始まると、アルファベットの理解が困難なことが発覚することもあります。

LD(学習障害)の中学生の育て方

現在の学習障害への理解は、まだ進んでいるとは言えません。そのため、残念ながら学校で学習障害を理由にいじめに遭う子供もいます。

子供には、学習障害でも少しずつできることが増えているという自信をつけさせることと、苦手なこともあるけど人より得意な分野もあることを理解させ、劣等感を持たないようにしてあげましょう。

中学生になり学習障害が発覚した場合は、より早く専門家に相談すると共に、できるだけ早くサポートを開始するようにしましょう。

LD(学習障害)の大人の特徴

LD(学習障害)大人

学習障害が、一般的に知られるようになってからまだそれほど年月が経っていません。現在社会に出て仕事をしている人の中には、子供の頃に学習障害であることが発見されないまま大人になっている人もいます。大人になってから初めて学習障害と診断される人も多くいます。

LD(学習障害)の大人の症状をチェック

  • 仕事で同じミスを繰り返す(計算間違い・書類の書き間違いなど)
  • 上司の指示が理解できない
  • 仕事への意欲がないとみられてしまう
  • 会議などで自分の考えを上手く話すことができない

LD(学習障害)の大人の接し方

大人の学習障害は、会社で理解が得ることができない場合が多いです。

知的障害がない場合は、やる気がないと勘違いされるケースも多く、本人が多大なストレスを感じていることもあります。家族は、お子さんが職場で辛い思いをしていないか、様子を気をつけてみてあげましょう。

現在は、パソコンなど電子機器も発達しているので、学習障害があっても苦手な分野を機械にカバーしてもらいながら仕事をしている人は多くいます。

会社に学習障害のことを報告する場合は、「自分の苦手なこと・できること」・「周囲にサポートしてもらいたいこと」などをきちんと伝えることで、自分も周りの人たちも円滑に仕事ができるようになるでしょう。

逆に、障害を伝えることで、周囲から不必要な差別を受けることもあるかもしれませんので、報告するか否かは慎重に判断する必要があります。

障害のため現在の職場で仕事を続けるのが困難な場合やすでに離職してしまったは、お住いの地域のハローワークの障害者向けの窓口で相談してみましょう。

やる気の問題か、学習障害が原因か?

学力に不安があるお子さんの親は、「学習障害等の発達障害が原因なのか、ただやる気がないだけなのかわからない。」という不安があることでしょう。

確かに子供の頃は、集中力もなく勉強が進まないことも多いですね。集中力を高める子供向けサプリメントもあるので試すのも一つの方法ですね。

お子さんの様子から、「書く・読む・数字」などに著しく苦手な様子がみられる場合や、他の子供との学力の差がどんどん開いている場合には、一度専門家に相談した方が良いでしょう。

障害とは気づかれないうちは、子供が周囲の子供より学力が低いため、学校の先生に怒られたりして、子供が辛い思いをしていることもあるかもしれません。

学習障害と診断されることにより、親や学校はその子にあったサポートができますし、専門機関での療育を受けることができます。逆に、障害でない場合は、お子さんが勉強のやる気を出してくれるような働きかけが必要になりますね。

LD(学習障害)は治るのか?

学習障害は、他の発達障害と同じように治ることはありません。学習障害と診断された子供は、一生その障害と付き合っていかなければなりません。

また、学習障害は、内科の病気とことなり薬などで症状を抑えることはできません。学習障害の人が学校や会社で困難なことが少なくなるように、できるだけ早期にその子にあったサポートを開始していくことが大切になります。

まとめ

学習障害の子供が、少しでも生活しやすい環境を作ってあげるためには、親のサポートが不可欠です。

「なんでこんな簡単なことが分からないの!」と思うこともあるかもしれませんが、お子さんの気持ちによりそいサポートしてあげることでお子さんは少しずつ自信を持ち、お子さんの将来の自立につながるでしょう。

まず気になることがあれば、お住いの自治体の専門機関に相談してみることから始めてください。

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