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発達障害

ウェクスラー式知能検査の特徴と費用と検査結果の活用法

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ウェクスラー

ウェクスラー式知能検査は、幼児から大人まで受けることができる知能検査です。発達障害の子供の特性の理解に役立ちますので、興味のある方は主治医に相談してみましょう。

まず、子供にウェクスラー式知能検査を受けさせる前に、親がウェクスラー式知能検査の特徴と内容についてよく理解しておくことが大切です。

ウェクスラー式知能検査の特徴と費用・活用法についてご説明していきます。

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ウェクスラー式知能検査とは?

ウェクスラー式知能検査とは、アメリカ・ニューヨーク大学のデビッド・ウェクスラー臨床心理士により開発された知能テストです。

1938年に「ウェクスラー・ベルヴュー尺度」が発表され、その後改良が繰り返され、現在では幅広い年齢に対応できる検査が開発されています。

ウェクスラー式知能検査は、現在では世界中に普及されており、日本語にも翻訳され日本国内で数多くの検査が実施されています。

ウェクスラー式知能検査の種類

現在のウェクスラー式知能検査は、対象年齢別に3つの検査に分けられています。

それぞれの知能検査の対象年齢や検査の構成についてご説明していきます。これから説明する内容は、現時点のもので今後新しいバージョンが出てくる可能性があります。

WPPSI

WPPSIの正式名称は、「Wechsler Preschool and Primary Scale of Intelligence」と言い、幼児向けの知能検査です。

  • 対象年齢:3歳10ヶ月~7歳1ヶ月
    ※知的障害がある場合には、対象年齢を超えても「テスト年齢換算表」を用いて利用することが可能
  • 所要時間:45分
  • 検査の構成:6種類の言語性下位検査と5種類の動作性下位検査での構成

WISC

WISCの正式名称は、「Wechsler Intelligence Scale for Children」と言い、通称ウィスクと呼ばれる、児童向けの知能検査です。

  • 対象年齢: 5歳~16歳11ヶ月
  • 所要時間:60~90分
  • 検査の構成:必ず実施される10種類の基本下位検査と子供の状況に応じて実施される5種類の補助下位検査での構成

WAIS

WAISの正式名称は、「Wechsler Adult Intelligence Scale」と言い、通称ウェイスと呼ばれる、成人向けの知能検査です。

  • 対象年齢:16歳 ~ 89歳
  • 所要時間:60分 ~ 95分
  • 検査の構成:14種類の下位検査から構成され、選択して受診することが可能

ウェクスラー式知能検査の特徴

知能検査は、ウェクスラー式知能検査だけではありません。他の知能検査と比較するためにも、ウェクスラー式知能検査の特徴を頭に入れておきましょう。

受検条件

ウェクスラー式知能検査を公的病院で受診するためには、医師の推薦が必要になります。
ウェクスラー式知能検査の受診を検討している方は、まず主治医に相談してみましょう。

検査の実施資格

ウェクスラー式知能検査は、だれでも実施できる検査ではありません。日本文化科学者が定めた使用者レベルの基準を満たす専門家のみ実施することができます。

臨床心理士など心理分野の専門家や医療関連の資格保持者など、専門知識や医学知識がある人が行うことのできる検査です。

個人内差が判る

ウェクスラー式知能検査では、言語性IQと行動性IQという2つの側面から検証することで、個人の得意不得意(個人内差)を測定することができます。

ウェクスラー式知能検査で測定できる能力は、大きく以下4つに分けることができます。それぞれの能力がどのようなものか、判ります。

  1. 言語理解・・・言語能力の発達(言葉による推理力や理解力)
  2. 知覚推理・・・目から得た情報を推理したり、行動に役立てる能力
  3. ワーキングメモリ・・・聴覚からくるワーキングメモリの能力
  4. 処理速度・・・目から得た情報を処理する能力(目から得た情報を書くなど)

ウェクスラー式知能検査の費用

教育センター等でウェクスラー式知能検査を受診すると無料になりますが、通常は受診費用がかかります。また、医師による診断書を書いてもらう場合には、別途診断書費用がかかってきます。

保険適用の場合

公立病院でウェクスラー式知能検査を受ける場合は、保険適用となるので、検査費用は保険の負担率により異なりますが、1,000~2,000円になります。

自費検査の場合

個人のクリニックでウェクスラー式知能検査を受診する場合には、保険が適用されませんので、全額自己負担となります。

自己負担の場合、受診費用は病院が決めることができますので、病院により差が出てきます。検査と報告書で、1~2万円となる病院が多いようですが、直接病院に問い合わせてみると良いでしょう。

ウェクスラー式知能検査の受診間隔

ウェクスラー式知能検査を受ける間隔は、2~3年に1度が望ましいとされています。

ウェクスラー式知能検査は、何度も受ければよいというものではありません。短期間で何度も受診すると、回答者が問題を覚えてしまし、正確な能力判定ができない可能性があります。

最低でも1年間あけてウェクスラー式知能検査を受けるようにしましょう。

ウェクスラー式知能検査の活用方法

ウェクスラー式知能検査を受診することが、子供の成長のプラスにしていくになるようにしたいですね。ウェクスラー式知能検査の活用方法をご説明します。

その子にあった療育計画の立案

ウェクスラー式知能検査では、子供の個人内差が判るため、子供にあった療育計画をたてることができます。

療育は、発達障害において、重要な一位置づけとなっていますので、子供により良い療育を受けさせてあげることが、子供の将来にとって大切になります。

その子の特性を理解し活躍分野を与える

ウェクスラー式知能検査を受けることで、子供が得意なことが判ります。子供の隠れた能力を見つけることができ、子供が興味がある分野を伸ばしてあげることができます。

発達障害のある人は、特定の分野で大きな能力を発揮することがあります。早い段階で子供の得意な分野が判ることで、子供自身も自信を付けることができるのではないでしょうか。

就職に役立てる

発達障害のある人は、仕事においても得意不得意の差が大きいとされています。子供が成長し就職を考える年齢に来たときに、ウェクスラー式知能検査を受けることで、どのような仕事が向いているかを見極めることができます。

発達障害のある人が、安定した仕事に就くことができると、自立への道が開けてきます。子供は仕事内容は職場の人間関係で苦労することがないように、親として道を開いてあげたいですね。

まとめ

ウェクスラー式知能検査を受けることで検査結果が判明し、親として思うところもあるでしょう。しかし、その検査結果が重要なのではなく、検査結果をどのように子供の成長に活用していくかという対応の仕方が重要になります。

発達障害のある子供は、日常生活や学校など集団生活において、何らかの生きにくさを感じながら過ごしていることでしょう。子供が感じる困難が少しでも少なくなるように、ウェクスラー式知能検査の結果を有効に活用していきましょう。

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